書きたかった感想は全てここに。

主にお笑いレポ。無知なくせにすみません。

【お笑い】M-1グランプリ2018の感想

1年で一番わくわくする日、
M-1の季節がやってきました。
今年も相変わらず素人が素人の目線で
ただのなんでもない
感想を述べていきます。


去年の記事はこちらです。

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ちなみに、笑いのツボは千差万別。
私が面白いと思ったコンビを面白くないと思う人も居れば
面白くないと思ったコンビを面白いと思う人も居ることくらいよく、
わかってます。なので、あまり気にしないでくださいね。
この記事は審査や批評ではなくあくまでも感想です。


それにしても、今回の大会はずーっと空気が重かった。
その空気はトム・ブラウンあたりから少しずつ回復し、
それを100%打開したのは霜降り明星だったのかもしれない。

 

あ~なんてピリピリした大会だったんだろう。


見取り図が悪いとは言わないけど、
見取り図に対する審査員の意見が辛辣すぎて
その空気がお客さんにも伝染し、ずっと引きずっていたように感じる。
笑いどころなのにシンとした会場。
トム・ブラウンの順番的にはベストなタイミングだったけど、
会場の雰囲気次第ではきっともっと爆発しただろうなって。

 

 では一組ずつの感想です。

 

 1、見取り図

良くも悪くも"普通"の漫才の印象。お得意の"あたおか"も、
「トレンドになりたいワードなんだろうなぁ」という意図が
見え見えな感じがするんです…
ジャルジャルのドネシアとかゼンチンは全くそんな感じがしないんだけど。
あたおかは、さらばのイタトンと同じことなのでどうしても既視感がある。
爆発してほしい後半でのあたおかというワードは、M-1では弱い武器かな…
それにしても、審査員全員が全員辛辣な評価でしたね。
言っても4640組の10位以内に入ってるコンビなんだから、
一人くらいにははまっても良いもんだけど、
こうもはまらないなら、なぜ決勝に選んだのってなるし…。
去年トップバッターのゆにばーすが
しっかり空気作ったことに比べて
トップバッターの仕事できなかったから…とかなんでしょうか。


さ!始まったぞというM-1独特のお祭りのような空気が、
ここからズーンと重たくなりました。

 

 2、スーパーマラドーナ

私は結構好きなネタでした。
きっと、ずっと劇場でもうけてたんでしょうね。
劇場でうけてたネタが、M-1ではまったくはまらなかったんでしょう。
過去4回の大会を通して、私はいつも田中のボケに笑わされてきました。
田中のボケが本当好きです。
審査員には暗いと評されてましたが、
わたしはあれこそがスーマラの良さであると思ってます。
田中は振り切ったサイコパス似合うから…。
今回の優勝者のことを考えると、飛びっきり明るいコンビが
求められてたんだろうなと思います。

 

武智がまたM-1直後にやらかしたらしいですね。
それについては別記事にて書いてます。

 

3、かまいたち

誰でも想像しやすい「タイムマシンがあったら?」
というifと、身近なポイントカードで話を広げる
かまいたちは、やっぱりうまいですよね~。
見取り図が「横の笑いだけで、縦の笑いがない」って
指摘されてた後に縦の笑いを取り込んでる良い例を
見せてもらったな~と。
思ってたよりもだいぶ点が伸びなくて残念でした。

 

 4、ジャルジャル

今まで見たジャルジャルの中で一番輝いていたように思った。
特に、2本目のネタはジャルジャルの集大成みたいだった。
あんなにM-1で自らのコンビ名叫んだ人いないでしょう。
ジャルジャルでーす!」と名前を刻んでM-1を去る。
なんか美しかったな。
(まぁネタが面白いとかはちょっと別にして笑)
誰か審査員も言ってたけど、ジャルジャルってマシンみたいで
あんまり好きじゃないんだけど、
M-1に出てからずっとジャルジャルの漫才の形を
崩さず貫き通していったその姿勢はきっと、
ジャルジャルがそんなに好きじゃない人にも伝わっていたと思います。

 

5、ギャロップ

手堅くて上手い漫才が評価されにくかった、今大会には最もふさわしくない
ラストイヤー初出場組となってしまいましたね。
M-1のスタッフや準決勝までの審査員が思ってるよりも
遥かに今回の決勝審査員は、フレッシュで新しい漫才を求めていたんだと思います。
自虐ネタがどうたら言われてましたけどね、
じゃぁ、ハゲネタで優勝したトレンディエンジェルってどうなるんでしょう…

 
6、ゆにばーす

今年の川瀬名人はとにかく噛む年でしたよなぁ…
単独のときも噛んでたし、三回戦か準々どっちかも噛んでたしなぁ…
それに対してはらちゃんはバラエティに出たり
本出したりで肝が座ったのか、
単独で早口関西弁漫才を見たときははらちゃんの底力を感じました。
そもそも、遊園地のネタと関西弁漫才のネタは別々のネタだったんですが、
私は別々のままのほうがそれぞれの漫才が
際立ってて凄く面白かったんだけどなぁと思いました。
川瀬名人には川瀬名人の思想、計画、諸々あることは重々承知です。
だけど、私はもっと川瀬名人が楽しそうに漫才しているところが見たい。
今はなんだか苦しそうです。
反省会配信でのゆにばーすのお二人の佇まいと表情が、
あまりにも悲しく泣いてしまいそうになりました。
川瀬名人がいつか引退して世界遺産巡りができますように。


7、トム・ブラウン

初夏くらいににちようチャップリンか何かで初めて見て、
夫と二人でダメー!って真似してたと思ったら、
三回戦、準々決勝どちらとも会場でハネて、
あっという間に決勝にいたんですよね。
最初はこれでいいのかよ!意味わかんねーよ!と思うんですけど、
なんか2回目見たくなって、
2回目見たらもう最後、ずっと爆笑してしまう。
だから、初めて見た人は次やろうとした加藤一二三
土から出てくるネタが見たくて見たくてしょうがなくなっただろうなぁ…
と思ってました。
トム・ブラウンで会場の雰囲気は回復に向かったものの、
トム・ブラウンのネタ中に無音の時間が何秒かあったことが
私には怖くて怖くて仕方なかったです。
これもダメなら、このお客さん達は一体どんな笑いを求めてるの?
ってひやひやしました。
(結果的に面白いって審査だったので良かった。)

 

8、ミキ

うーん。
去年の初見だった時は面白かったんですけど、
見れば見るほどうるさく感じてしまうんですよね。
お腹いっぱいって感じ。
しかも、敗者復活のネタ全然面白くなかったしなぁ…。
人気なのはわかるんですけど、
私は亜生のボケがあまり得意ではありません。

 

9、霜降り明星

霜降り明星の漫才、ピンネタ、バラエティでのトーク
ひとつも笑ったことなく、そしてM-1でも面白さがわからなかった。
霜降り明星の選ぶワードチョイスが、
ボケもツッコミもそんなに面白くないと思ってしまうんですよね。
だから私は今回の大会を最大限に楽しめなかったってことです。
一番面白いとされた人達のことを面白いと思えないなんて、
可哀想以外の何でもない。
面白いと思う芸人がいればいるほど人生は幸せだからね…
でも私は毎年嫌いと言ったコンビを1年後には
すっかり好きになってるので、(相席スタートマヂカルラブリーなど)
霜降りも1年後には好きになってるかもですが!
唯一思ったことは、若いコンビが優勝するって良いな~って
改めて思いました。

 

10、和牛

また決勝でうまい演技・完璧な漫才見せてくれました。
今年こそは優勝するかもって本気で思ったんだけど、ダメでしたね。
もう、本人達もどうしていいかわからないでしょうね。
去年に引き続き、今年もタイムオーバーしてたみたいだし、
3回戦も準々決勝もたいした面白くないネタだったのに
当たり前のように決勝に進んできてるので、
ここらで一旦M-1出るの辞めてみたら
どうでしょう…
なんて思うんですが。
もうM-1に縛られなくてもいいんじゃないですかね。


まとめ

今回のM-1は大会自体も、その後の出来事も含め、
いまいちしっくりこないM-1となりました。
来年は、できれば多くの若い人たちに出てもらいたい。
また、よしもと以外の芸人も半分くらい居てほしい…な。

 

ちょっと長くなったので敗者復活戦や例の動画について
こちらで書いてます。

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【お笑い】金属バットという漫才師

金属バットという漫才師はご存知だろうか。

私は遅まきながら先日2018年M-1の3回戦の配信を見て知ったのだが、

去年のランジャタイに引き続き私の中で金属バット旋風が巻き起こってるので

如何にもこうにもいられず今書き起こしてしまってるのである。

 

とは言え、お笑い好きの間では密かに名が知られているようなので、

何を今更、という感じもしないでもないが…。

 

金属バットのお二人は大阪の堺市出身とのこと。

私も一度堺市へ行ったことがある。

古墳の街である。ローカルな電車に乗った。

 

……と、そんなことはどうでもよくって、

なんと言ってもまず見た目のインパクトが

凄いのである。

 

見た目のインパクトがすごい

ツッコミの友保サンはすごい。

腰まで届きそうなほどの長い黒髪。

パッツン前髪。

やせ細った頬、大きい目、尖った鼻。

出っ歯。猫背。

どうだろう。こんなに特徴溜め込まんでも、

というほどのインパクトである。

私は初め、ゆらゆら帝国のベース亀川千代が漫才しているのかと思った。

しかし、よく見れば見るほどかっこよく、

そして可愛らしく見えてくるから不思議である。

 

ツッコミの小林サンは、友保サンのインパクトが大きすぎるので

少々薄くなりがちだが、坊主でおでこの真ん中あたり、

眉と眉の間くらいにできものがあり、まるで仏のよう。

話し方もおっとりしてて、

小林サンの「あの〜さ、」から2人の世間話のように漫才は始まるのである。

そう、まさにそれこそが金属バットの至高、世間話のようなしゃべくり漫才である。

 

世間話のようで、そうではない、しゃべくり漫才

私が一生のうちで一度もお友達にはなれなかったであろう、

工業高校卒業の後、土木系のお仕事か、

工場で何か物を作るお仕事に励むその辺の兄ちゃん達の、

世間話のようでいて世間話のようではないお話を

目の前で聞いているかのような漫才なのである。

それは最高にかっこよくて面白い。

 

設定はプリクラとか、九九とか、無人島とか、

生きてりゃ普通に知ってたり出会ったりするものが対象。

ボケはびっくりするほど現実ではあり得ないボケっぷりなんだけど、

何故かリアリティーすら感じる。

そんなあり得ないけどあり得るように思えるボケに対して、

「え?え?おまえ大丈夫か?」と、相槌を打つように、

相方を心配するようにツッコんでいくのだが、

ツッコミがただただ上手い。私を金属バットワールドへ引き込む。

 

そして、引き込まれたと思った途端、唐突に、

ぶっきらぼうに、漫才は終わるのである。

 

え、終わったの?もやもや…もう一回見ようかな…

 

という風に金属バット沼にハマるのである。

なんでかって言うと、

終わり方がばちぼこかっこいいのだ。

 

終わり方がかっこよすぎる件

言ってもオチはほぼほぼない。

だけど終わり方がかっこいい漫才師って、今まで居ただろうか。

あ、川西さんのもうええわがあったけど、そういうのとはまたちょっとベクトルが違うような気がする。

とにかく、漫才しているところが

"さま"になっていて、漫才しているところが"かっこいい"

アーティストの顔がどうであれ楽器弾いてるところが

かっこいいのと似ているのかもしれない。

 

そう考えると金属バットは漫才界のゆらゆら帝国だろうか。

雰囲気もアングラ感も似ている。

ゆら帝が邦ロック好きなら誰でも名前は知ってる存在のように、

金属バットもお笑い好きなら誰でも名前は知ってる存在になり得そうだ。

漫才師を辞めるとき、「自分の中の面白いものを完全に出し切ったんで」

とか言って辞めそうでもある。

 

でも私的にはこのまま、いとしこいし先生くらいまで漫才続けて欲しいので、

やっぱり出し切ったなんて理由で辞められては困るのだが。

 

 

 

ここで最後に私が好きな漫才の終わり方を。

 

仏だけに、放っとけ。

うぇい

ホットケーキ

うりゃぁありゃぁしたー

 

 

そんな金属バットは12月2日、M-1敗者復活戦でお目にかかれるとのこと。

是非。

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※面白い、かっこいい、かわいいなど諸々の表現や感情は個人の見解ですのでね。お手柔らかに。

 

 

【お笑い】ゆにばーす単独ツアー「新世紀ハランゲリヲン~優勝補完計画~」サッポロ作戦

ゆにばーすのライブを見に行ってきました。
漫才ライブの単独公演を見に行くのは、
今回が初めてで、私の中でゆにばーすが
初めての漫才師になるだなんて、
予想だにしなかった。人生何があるかわからないな。

 

 

感想書きたいんですけど、
漫才の内容はもちろんM-1に響きますので
具体的な内容の感想を書くのは控えたいと思います。

 

 

ざっくり言うと、結構大量な漫才と、少しのコント、
幕間VTRがありました。
お気に入りの漫才は2つ。
全国的にもやはりその2つが圧倒的に人気だとのこと。
2つの漫才はほとんど完成させられてる感があったから
あの感じだと決勝でまたお目にかかれそう…
(他の漫才師が今どんな状況なのか把握してませんが)

 

 

幕間VTRは下ネタ満載でしたが、
開演前に並んでるときにちらほら親子で来ている人もいて
気まずかったんじゃないかな~なんて勝手な予想。

今回のライブでは、川瀬名人のほうが調子よくなくて、
逆にはらちゃんは、すごい難しそうな早口なところも
スラスラと口が動いていた印象。

 漫才のライブ自体行ったことがないので
比較対象がないんですが、全体の面白さのバランスに
緩急がありすぎるかなぁと思いました。

でもなぁ、あんなに大量の漫才作ってるんだし、
日々試行錯誤して磨きをかけてるんだから
仕方ないよな~
尊敬しますね。

 

 

とにかく、ゆにばーすがM-1で優勝するために
少しでも役に立てたかと思うとなんだか凄く
満たされた気分になったのでした。(自己満足…)


これで正真正銘のゆにばーすのファンを名乗れる…!

【お笑い】東京03単独公演「不自然体」

なかなか自宅でPCに向かう時間が取れなく、
いろいろなライブやらなんやらの感想が
溜まっている状態ですが、
まずは、東京03単独公演「不自然体」の感想を
書きたいと思います。

前回の感想はこちら↓

 

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ネタばれありますので、見に行ってない方は
ここからご注意を。

 1.不自然な日

豊本が持ってる袋が「THE・不自然」って感じで
いかにもオープニングコントって感じでした

 

2.響いた言葉

時間経ちすぎてどんなコントだったか
思い出せないので割愛…

 

3.常連客

これは、実体験ちょっと入ってるんじゃないのかなぁと思いました。
ネタはいつも同じファミレスで作ってるから、
店員さんも飯塚さんと角ちゃんにきっと
過剰なサービスしてるだろうし、、、
そしてそれが嬉しくもあり、案外他のお客さんの目も
気になってちょっと気まずかったり…なんて。

 

4.同窓会


飯塚さんと、豊本が角ちゃんの話聞いてるときに
醸し出す雰囲気が最高だった笑
幕間VTRのホワイトボードに書いていくやつの
「あー」「へー」「うーん…」っていう相槌の
二人バージョンみたいな。

 

5.二人の雰囲気


芸人さんでもあるあるっていうか、
「こっちがネタ書いてるんだ!」ってびっくりすること
あるよなーって思いながら見てました。
最近びっくりしたのは東京ホテイソンね。

 

6.待ちわびて


待ってました豊美~!!!
後から出てくる飯塚さんが最高のスパイスに
なってましたね~

 

7.言いにくい人


やっぱりオークラが作るコントの豊本って
いつもこんな感じ。暗くて何考えてるかわからない変人。
でも、今回のコントはわりと私の中では好きな方だったな。

 

■幕間VTR■


今回の幕間VTR面白かったし、かっこよさげにしてるのも
あったしバラエティーに富んでいた気がする。
そして、グッズ紹介の最後に「用意したものを捨てる侍」が
出てくる伏線(?)回収はまじで最高でした笑

 

 

今回で見に行くのは3回目ですが、
1回目は最前列、2回目は2階席、今回は3列目でした。
やっぱりライブは前の方で見たほうが面白かったな~
握手の時は無難なことを言うって去年決めてたので
「面白かったです!また来年も来ます!」という
凡人中の凡人のコメントを3人全員に言って
私は満足して家路に着いたのでした。

【お笑い】シソンヌ単独公演「モノクロ」

2018年3月25日

シソンヌの札幌単独公演に行って参りました。

ブログ更新するのは久しぶりです。

なかなかお笑いライブに行く機会や、

感想を書きたいものに出会えておらず

ご無沙汰になりました。

 

この先ネタバレあるので

見たくない方はご注意願います。

 

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まず一つ目は[本屋さん]のネタ

《※コント名がわからないのです。。。》

やばい女が初めて本屋さんにやってきて、

私に合う本を下さいと店員にお願いするというネタ。

 

大好きなじろうさんの女役。

じろうさんは、メイクや服装で女装しなくても

完全「女」に憑依できるのです。まずそこに感動!

ずっと今までテレビとかで少しシソンヌのコント見るくらいだったけど、

ちゃんと改めて見てみると凄く一つのコントの流れが良い!!!素敵。

初めての本屋⇨本の多さに圧倒⇨本を機械で探すことを知る⇨

じゃぁ、本をこんなに置いておく意味は?⇨

ふと、手に取った本が運命の本だったりすると教えられる⇨

じゃぁ私に合う本を教えて⇨ドリカム(オチ)

この流れが、なんかとても素敵でした。

このオチにまだ続きがあるとは露知らず……

 

二つ目[飛行機事故]のネタ

新入社員の社員研修かなにかで海外に行くことになったが、

空港で迷い、そんな時に同期の土岐(とき)を見つける。

しかし土岐は人見知りで全然打ち解けてくれない。

そして飛行機に乗ることはできたがその飛行機が途中で墜落する。

生存者は二人だけだったがそんな最中でも土岐は人見知りするというネタ。

 

じろうさん、女役のあとの人見知りキャラでまた感動…。

この人この短時間でなんでこんな別人になれるんだ。

人見知りのキャラは本当にこんな人いそうだなぁって特徴を捉えてる。

じろうさんが憑依型で演技力が高いのは言わずもがな、

長谷川さんも、ずっと長谷川さんのままなんだけど、

ちょいちょい演技が自然だなぁと!

 

 

三つ目[カラオケやさん]のネタ

一つ目のネタのやばい女が初めてカラオケにやってきて、

ドリカムの歌詞のメロディーを確かめにくるネタ。

 

↑この文章だけでもぶっとんでる。

一つ目のやばい女が本屋で仕入れたドリカムの歌詞集に

メロディーがあることを知り、自分が思い描いたメロディー

と本物のメロディーが合ってるかどうかを確かめに

カラオケに初めて足を運ぶ。。。ぶっとんでる!!!!

あー!こういうネタ大好きだなぁ〜!!シュールだなぁ。

続き物なのもいいし、誰も想像し得ないよ!

だって、カラオケに歌詞集を持って

メロディーを確かめにくるなんて……天才かよ。天才かよ…。

このネタ見れたとき、

「あ、今日来て本当に良かった!」と心の底から思えたのと、

これからシソンヌのファンだ!次のライブも絶対来る!

と確信。

 

四つ目[子供のち○ち○]のネタ

友達の新築マイホームに招待され、

友達の子供と絡むが、、、、というネタ。というか下ネタ!!

 

ほんと男っていつまでもガキなんだなぁ。

ガキでいたいんだろうなぁ…と思わせられた。

最後にこのネタ持ってくるとかどうかしてる笑

それにしても、舞台上には三人いるように見えたし、

私は子どもが裸になってしまったとこまで見えたぞ。

二人のコントなのにね。

 

 

終わりのトーク

テリーマンのお話から、ヤスケンに連れてってもらった

札幌のご飯屋さんのお話をしてました。

長谷川さんが、札幌の人に「どうですか、札幌は?」って聞いてて

天然なのかな?と笑

フリートークになると案外じろうさんがツッコミにまわるんだなぁ。

なんてところも見れたのが良かった。

 

とにかく初めてのシソンヌ、どうかなぁ?と思ってましたが

予想をはるかに超えて面白かった。これはまた次行きたい。

東京03のライブにしか行ったことなかったけど、

小1時間ほどでさっくり見れるお笑いライブも良いもんだなぁと実感。

 

あー、また好きなお笑いコンビ増えちゃったなぁ。

 

 

 

 

 

 

【お笑い】M-1グランプリ2017の感想

一年で一番わくわくする日かもしんない。

私の中でそのレベルまで達してきた、

M-1グランプリ

 

その感想を、今年も書きましょう。

や~良き戦いだったなぁ……

 

去年までの記事はこちら↓↓

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決勝感想

 ①【ゆにばーす】

去年の敗者復活戦の時の印象とは、ほんとに変わりました。

去年の敗者復活戦ではハラちゃんの「いぇーい」とか

「ねぇねぇ」とか、だみ声と見た目のインパクトしか

残らない感じのコンビだったんだけど、

この大会では見事にその見た目のインパクトを上手く活かして

さらに、内容も磨きがかかっていた。

男女コンビにしかできない内容の漫才だったし、

ハラちゃんがかわいく思えるのも良かった。

一組目からこんなに惹きつけられる漫才ができるなんて、

大変素晴らしい。

恥ずかしながら、1ヶ月ほど前から川瀬名人のことを

よく調べる機会があって、川瀬名人にすごく注目してました。

漫才にかける思い、ダークな闇を抱えながら尖りまくってる

川瀬名人に、目が離せません……今後が楽しみなコンビですね。

 

本能Zで絡んでる川瀬名人と今田との小さな絡みがこちらとしては嬉しかった…!!

 

②【カミナリ】

うーん、この漫才の形を貫いていった先に、「優勝」の文字が

あるのかどうかそれがいまいち見えない。

知名度がもうそれなりについてきたから、上沼さんが言うように、

案外中身だけにこだわった漫才に切り替えちゃうのも良いのかもしれない。

だけど、自分達なりの漫才を貫くのも必要なことだしなー。

敗退のときに頭なでて笑い取ってたから、きっと柔軟な考えの

持ち主達なんだろうと思います。来年もバラエティでたくさん

見そうだなぁ~とは思います。

 

③【とろサーモン

とろサーモン、今まであんまり好きじゃなかったんですけど、

とにかくお笑いに対する見方を変えた今年からは、

(苦手意識を持ちすぎない・見た目や偏見で漫才を判断しない)

予選動画から面白いと感じてました。

いけすかない、もう世の中どうでもいいといったような

久保田のボケが、なんとも年を重ねると面白くなってきた。

また、くりぃむしちゅーの有田に通ずる面白さも持ってますよね。

時事ネタを少し挟むことでタイムリーさと、毒が出て

さらに面白くなるし、思ってた以上に面白かった。

 

④【スーパーマラドーナ】(敗者復活)

スーマラが敗者復活になるだろうとは下馬評でわかってましたので、

こりゃぁもしかしたら決勝3組に残るかも…と思うくらいやっぱり面白かった。

でも、武智さんが言うように、敗者復活戦でやったネタのほうが

面白かった感は否めない。スーマラが、敗者じゃなくて決勝に残ってたら

優勝狙えたのは確実ですね。

とにかく田中さんのボケが本当に好きなんですよね~。

田中さんのボケだけでもずっと見ていたい笑

 

⑤【かまいたち

2冠を取って「やらせだ!」「にゃんこスターのお情けだ!」

と言われようがなんだろうが、

本気で2冠を取って欲しかったし、取ると思ってた。

だから、決勝3組に残れなかったこと自体が本当に悔しくて残念。

はっきり言って、まじで、面白かったんだけどなーーーー。

山内らしさ、濱家らしさが出てる漫才だったと思います。

濱家めっちゃのってるなぁ~~~!!!とか思ってたんだけど、

あれすんごい走ってたらしい。そっか走ってたのか。

 

⑥【マヂカルラブリー

私は、好きではないです。

でも、今年はそういう偏見で見ないと決めているので、言わせてもらうと、

こういう奇抜でトリッキーなコンビが1組居るというのは

大変貴重で絶対に必要な枠だと思ってます。

動きや言い方で笑わせるのも漫才では必要で、

今までの大会で言ったらしずちゃんの火を怖がる牛とか、

春日とかそういう爆発ってあると思うんだけど、

そういう意味で言ったら爆発力も新鮮味も足りなかった。

ずっと同じ感じを続けるのもしんどかった。

 

川瀬名人が言ってましたけど、正統派漫才があるからこそ、

奇抜なやつらが目立ちます。

奇抜で自分達の面白さを貫く漫才も必要だし、万人受けする漫才も必要。

どんなに万人受けしなくても、こういう枠これからもひとつあってほしいな~。

(じゃなきゃ、推しのランジャタイもきっと決勝のステージにあがるのは無理。)

 

⑦【さや香

今大会一番のダークホース。

予選動画で初めて知ったコンビでしたが、

予選から面白いと思いました。

なんといっても、ボケ方がハッピーというか、

テレビ受けしそうなプラス思考なボケなんですよね。

(陣内も言ってたけど徳井的なボケ。なんでも興味持って

子どものように楽しむやつ)

こりゃ、子どもとか女性に特にうけそうと思いました。

これからネタ番組めっちゃ呼ばれるだろうな~

しかも二人ともイケメンだし、めっちゃテレビでるんちゃう?

 

⑧【ミキ】

ミキの弱いところはボケなんだよなー。

お兄ちゃん、うっるさくて言ってることわかんないとこあるけど、

結局お兄ちゃんのツッコミで笑わせてるから、

弟のボケの中身をもっと濃ゆくして深みをだして

伏線とかちりばめて最後回収する形にしたら

完全体になりそう。

 

つーか、お兄ちゃんめっちゃ好き笑

 

⑨【和牛】

 

審査員も言ってたけど、このまま行ったらまじで優勝ないぞと

中盤まで思いましたね。

あんな短い時間の中でこれだけ話しに時系列を持たせて

どかんと笑わせるのは本当にお見事だと思います。

 

和牛は今回、本人も視聴者も「優勝かも」と思いすぎたところが

良くなかった。和牛に良くも悪くも期待がかかりすぎている。

漫才が綺麗過ぎる。上手すぎる。

綺麗過ぎるゆえに、心にぐさっと刺さらない。癖になりにくい。

これからどうしていくんだろう。“和牛”というブランドが

確立してきていて、視聴者に飽きがこないうちに優勝

してほしいですけどねぇ。

それにしても、川西さん、上手すぎやろ!

毎年毎年上手くなるんだね~…感心。

2本目のおかみさんの演技とか、、、

川西さんコント上手そう。

 

⑩【ジャルジャル

ジャルジャルが、またジャルジャルらしいネタを持ってきた。

私は、前からジャルジャルはまらない派なんだけど、

本当この人達は、練習量の押し売りかよ!!笑(褒め言葉)と。

ジャルジャルがもし、決勝3組に残ってたとして、

次になんのネタをするのか。

2年前のようなことにならなかったのか…

なんて考えてしまいます…。

 

 

あと福徳がめっちゃ悔しがってたのが印象的。

あの場でボケたほうが、今後のテレビにつながるんだろうけど、

あんだけ悔しがってくれたらなんかこっちも

人生を賭けた勝負を見れて良かったなぁと思うし

みんなのこと応援したくなります。

 

決勝3組の感想

はっきり言って、3組どのコンビが優勝するかわからなかったのと、

どのコンビ優勝しても文句ないな~と思ってました。

強いて言えばミキかなーなんて思ってたんですけど、

ミキは一票も入らず…。

でもほんと、どこでも良かった!

とろサーモンおめでとうございます。

 

 

今回のM-1はレベルが高かった

近年で一番レベルの高い戦いだったな~って思います。

(どの口がどの立場から言うとんねんて感じですが)

みなさんの絶対勝つっていう熱い思いも伝わった。

M-1に対する熱い思いを持ってる人が多い戦いだったんだと思います。

(武智、川瀬名人、和牛、ジャルジャルとか特にそう)

ミキとかさや香とかは、もろにM-1を見て育って、お笑い目指して

この舞台に立ってると思うのでそういう世代が多くなって

きてるんですよねー。

正統派漫才も、トリッキーな漫才も最高!

とにかく、いつも笑わせるために一生懸命ネタ考えて

練習してるお笑い芸人に感謝です。

 

良い戦いをありがとうございました。

来年も楽しみにしています!!!

 

 

※ミキが舞台裏で転んだとき、上戸彩がまじで心配してたところに、

上戸彩の本気で愛されるポイントが詰まってる気がした。そりゃかわいいわ!

とろサーモン優勝して出てきた川瀬名人の笑顔が最高に素敵すぎ。

 

【お笑い】M-1グランプリ2017敗者復活戦の感想

今年もやってきましたね。


M-1の季節です。


なんだかんだで1年の中で大きなイベントとなってきています。

今年はGYAO!で予選の動画を見て予習することにしました。
予選のネタを見てしまうと、本番を楽しめないということを
一昨年学び、去年は予選動画を見なかったのですが、
どーにもこーにも見ずにはいられず、結局見てしまいました。

 

この一年で、またお笑いの見方が変わりました。
それは初見で判断しない。見た目で判断しないということです。
偏見を持たず、大きな心で見る余裕の出来た私が、
予選動画を見て「こいつらっ!!!!」と思った
最高のコンビがいました。それは、


ランジャタイ…!!!!!!!!!

 

かつて、アンタッチャブルで得た衝撃に似たような
衝撃を覚えました。
ぶっとんでる。でも、もう一回見たい!なんだったんだあれは!
という感じですね。まじでドはまり。
結局ランジャタイの準々決勝と3回戦のネタ3回ずつは見たかな。

 

そんなランジャタイですが、準決勝では最下位だったらしく、
なんとトップバッターでの出番でした。
これはいただけない!ランジャタイにトップバッターは似合わない。

 

案の定って感じでかなり微妙な空気が流れてました。
どうせなら、PK戦か太鼓寿司のネタやればよかったのになぁとか
思うんだけど…
でもまだ若いし来年に期待だなぁ。
どうかこのままぶっとんだ漫才してて欲しいのでつまんねーとか
そういう世論には目瞑ってて欲しいな。

 


敗者復活戦の中で面白かったのは、天竺鼠とスーマラ。
ということでランジャタイ(お情け&贔屓目)、天竺鼠、スーマラに投票しました。

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ちなみに、3連単予想は①かまいたち②和牛③ミキです。
でもね、スーマラの感じ見てると、スーマラ入ってきそうなんだよね~。
あと2時間後。楽しみです。